2022-01-01から1年間の記事一覧

物流ロボットとは

物流ロボットとは、物流に欠かせない業務を効率化したり、自動で行ったりする機械やロボットのことです。たとえば、仕分けやピッキングなどの単純作業を、人間の代わりに自動で行います。少子高齢化で人口が減り続けている日本では、生産年齢人口も減少し続…

協働ロボットを導入するまでの流れ

現場の課題と導入目的を明確にする導入に際して、最初に必要なのは現場の課題の発見です。作業分析を行い現場の課題を明確にして、何を解決したいのか、何を実現したいのかといったニーズを発掘します。 課題解決の方法を検討したうえで、協働ロボットの導入…

金属3Dプリンターの代表的な造形方法

金属3Dプリンターには様々な種類があります。ここでは造形方法の分類による「メタルデポジッション方式」「FDM(熱溶解積層)方式」「バインダージェット方式」について、それぞれご紹介します。 メタルデポジッション方式メタルデポジッション方式は金属3D…

異なる業界におけるロボットの利用

企業と政府機関はさまざまな方法でロボットを利用しています。よくあるロボットの 5 種類すべては、成果の改善のため、さらに、従業員が最も高価値の重要な作業に集中できるよう、従業員の負担を減らすために導入されています。 産業製造業界は、長年にわた…

住宅産業で産業用ロボットは導入できる

建築資材の加工工程を自動化したいなら多関節ロボット建築資材として用いられる鉄骨の切断加工工程へ産業用ロボットを導入することにより、熟練工の不足・労働生産性の低さといった課題が解決出来る場合があります。 また、産業用ロボットの導入が可能な分野…

ハンドリングロボットのメリット

コスト削減ができる ハンドリングロボットのメリットの中でも、インパクトが大きいのはコスト削減です。ハンドリングを自動で行えるようになるので、人件費の節約につながるからです。 ハンドリングロボットは、プログラミングされた作業内容を忘れることは…

溶接用ロボットの活用事例

大型の門扉製造工程における溶接システム従来熟練工が手作業でおこなっていた特注品の大型の門扉の溶接作業を溶接用ロボット(垂直多関節ロボット)で自動化しました。 その結果、溶接スキルの有無にかかわらず誰でも作業が可能になり、労働生産性が8倍に上…

円筒座標ロボットの用途・導入事例

円筒座標ロボットは、どのような分野で用いられているのでしょうか。用途と導入事例を紹介します。 中空シャフトステッピングモーター バイポーラ 用途円筒座標ロボットは、主に半導体や液晶の搬送に用いられています。搬送は反復作業のみ、なおかつ複雑な作…

円筒座標ロボットの用途・導入事例

円筒座標ロボットは、どのような分野で用いられているのでしょうか。用途と導入事例を紹介します。 中空シャフトステッピングモーター バイポーラ 用途円筒座標ロボットは、主に半導体や液晶の搬送に用いられています。搬送は反復作業のみ、なおかつ複雑な作…

3Dプリンターで使われる素材・材料

3Dプリンターでは、樹脂や金属などの材料を使います。現在販売されている3Dプリンターで利用できる素材は以下の通りです。 ABS樹脂ABS樹脂はアクリロニトリル(A)、ブタジエン(B)、スチレン(S)を化学的に結合した熱可塑性(ねつかそせい=常温では変形し…

最終製品に3Dプリンターが使われる理由

理由①:グローバル化によって多品種小ロット生産が求められる3Dプリンターが最終製品に使われる理由のひとつが、「製造業のグローバル化」です 従来の製造業では、少品種大量生産といって少ない品種を数多く生産する方式が採用されていました。しかし、経済…

金属用3Dプリンターで可能なこと

金属製品の高性能化金属3DプリンターによるAMであれば、従来のFMやSMでは造形不可能だった、トポロジー最適化やメタマテリアルに代表される高性能な複雑形状を成形可能です。例えば、内部を蜂の巣のようなハニカム構造状にすることで軽量化したり、三次元的…

産業用ロボットを導入するメリット

これまで人が行っていた作業を肩代わりしてくれる産業用ロボットを導入することで、以下のように様々なメリットがあります。 省人化産業用ロボットにより自動化した工程では人を配置する必要がなくなり、人員を減らすことができるので省人化につながります。…

粉末造形方式で金属加工するメリット

金属製品を粉末造形方式で製品を作成するメリットを3つ紹介します。 複雑な造形が可能である粉末造形方式の3Dプリンタであれば、従来製造困難であった形状や作業者の匠の技で作り込んだ複雑形状も3Dデータを入力して稼働させるだけで自動的に造形できます。…

アウターロータ型ブラシレスDCモータのデメリット

アウターロータ型ブラシレスDCモータは、内側にコイルを組み込んだステータ(固定子)、外側にマグネットを組み込んだロータ(回転子)を配し、このロータが回転する構造です。 ステッピングモーターバイポーラ 平行軸ギアボックス ロータが外側にあるためイ…

協働ロボットの需要が伸びる

産業用ロボットの中でも、安全柵なしで人の作業を補助する「協働ロボット」のニーズの拡大が顕著です。 理由としては、ロボット自体の安全性向上、ロボットメーカーの企業努力によるコストハードル低下が挙げられます。 ステッピングモーター ブレーキ付 ま…

3Dプリンターのサポート材の付け方

造形物をつくるときに、構造に応じてサポート材を付ける必要があります。どのような方法でサポート材を付けていくのかを学び、造形物の品質を上げていきましょう。 初めて3Dプリンターを操作する方は、サポート材の付け方を覚えておくと、ものづくりが楽しめ…

光造形3Dプリンターのジュエリーの作り方

光造形3Dプリンターでジュエリーを作る方法は、以下の通りです。 3Dデータを作成する3Dデータを出力してモデルを作るサポート材を除去するジュエリーを鋳造する ジュエリーの研磨・装飾をするここでは、それぞれの工程について解説します。 1.3Dデータを作成…

最終製品に3Dプリンターが使われる理由

最終製品に3Dプリンターが使われ始めた理由は、以下のとおりです グローバル化によって多品種小ロット生産が求められる業務用3Dプリンターの低価格化3Dプリンターの多様化下記から、順番に見ていきましょう。 理由①:グローバル化によって多品種小ロット生産…

出荷効率の向上、間接費の削減。搬送用ロボットの導入事例

搬送ロボットが有する「人件費の効率化」や「コスト削減」、「スペースの有効活用」といったメリットが認められ、現在は国内外を問わず、開発や導入が進んでいます。 最後に、搬送ロボットの導入事例をご紹介します。 ギヤードクローズドループステッピング…

3Dプリンターデータ作成方法(2)スキャン

3Dスキャナーには3種類がある立体物の形状をデータ化できる3Dスキャナーは、3種類に分類できます。 1.接触式3Dスキャナー接触式3Dスキャナーは、センサーやプローブ(探針)で現物に接触して、その接触点の凹凸を測定し座標を取得するものです。そのため、…

医療業界での3Dプリンター活用事例

医療業界ではさまざまな視点から3Dプリンターの活用が進んでおり、注目を集めています。活用の方向性としては、研究開発・教育の段階で使用するものの製作から、実際の治療で使用する医療器具の製作まで多種多様であり、どれも3Dプリンターの技術がなければ…

塗装ロボットを導入するメリット

塗装ロボットの導入に対するメリットは以下が考えられます。 ①複雑な形状の塗装に対応塗装ロボットに多く採用されている垂直多関節ロボットは、その構造から人の腕の動きと同様の動作ができるため、人の手でおこなっていた入り組んだ場所にも塗装ロボットに…

マテハンを自動化するには

マテハンを自動化するためには、作業内容やモノに合わせたマテハン機器を選定する必要があります。作業内容別に、どのようなマテハン機器が用いられているのかを見ていきましょう。 ユニポーラステッピングモータ (1)積み込みモノの積み込みでは、一般的に…

忘れてはいけないサポート材

サポート材とは、3DプリンターでT字やH字、◯のような、宙に浮く部分がある造形物を製作する際に、支えとなる素材です。サポート材を使用した場合は、造形後に除去作業が必要になります。 3Dプリンターのノズルの本数によって、使用するサポート材が異なり、…

ステッピングモーターの種類

ステッピングモーターは、トルクを発生する方法により、PM形、VR形、ハイブリッド型に分類されます。 それぞれモーター内のローターの形状が変わっており、必要なトルクに応じて選ぶ必要があります。以下に特徴を述べます。 ブラシレスDCモータ(BLDC) PM形…

3Dプリンタの造形方法

3Dプリンタの造形方法にはいくつかの種類があり、使用できる材料が造形方法により異なります。 材料は一番よく使われているもので樹脂、加えて金属、ゴム、石膏など。 個人向け用と業務用があり、個人向け用の3Dプリンタは造形方法が一つしかありませんが、…

3Dプリンターで作れるもの

3Dプリンターを使えば、身近なものからこれまで作ることが困難だったものまで、いろいろな造形、ものづくりができます。3Dプリンターの本体は見たことがあるけれど、実際に3Dプリンターを使って何が作れるのかが分からないという方に、いくつかの実例をご紹…

アジリスタで使える材料の特長

半透明樹脂で内部が見える Nema 14 中空ステッピングモータ 半透明の材料が使えるので、商品の内部まで可視化して状態を把握することができます。3D-CADの画面ではわからなかったハーネスの取り回しや、筐体と電子部品とのクリアランスも目視でしっかりと確…

サーボモータが動く仕組みは?フィードバック信号とは何か?

サーボモータは正確かつ素早く回転する機械ですが、モータ単体だけでは何もできません。モータを動かすためには、司令塔の役割を果たす「プログラマブルコントローラ(PLC)」と、実際にサーボモータを動かす「サーボアンプ」(ドライバ)が基本的には必要で…