住宅産業で産業用ロボットは導入できる

建築資材の加工工程を自動化したいなら多関節ロボット
建築資材として用いられる鉄骨の切断加工工程へ産業用ロボットを導入することにより、熟練工の不足・労働生産性の低さといった課題が解決出来る場合があります。

また、産業用ロボットの導入が可能な分野として、住宅の基礎型枠に使用される発泡スチロールのインサート成型工程があります。生産性の向上のみならず、安全衛生面でもメリットが期待できます。

PM型リニアステッピングモータ

住宅の点検・メンテナンスをしたいなら移動型ロボット
耐震診断・劣化診断などを目的とした点検・メンテナンスに、IoT技術を組み合わせたロボットシステムを導入することが考えられます。過去には、木造住宅の床下点検にロボットを導入した事例があります。

インクリメンタルステッピングモータロータリーエンコーダ

また、一般社団法人住宅産業先端技術革新協議会によって「床下点検技術資格」制度が創設されるなど、点検・メンテナンス分野は、住宅業界全体で自動化に向けた取り組みが活発な分野でもあります。

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