遠隔操作ロボットの2つの種類

遠隔操作ロボットには2つの種類があります。大きく分けてマスタースレーブ型とコックピット型に分けることが可能です。遠隔操作ロボットで行いたい作業によって、使い分ける必要があるので、どちらのタイプが業務に適しているか確認しましょう。それでは、順に説明します。

(1)マスタースレーブ型
マスタースレーブ型は、複数の機器の制御や操作を担当するマスター機を使って、制御下にある機器(スレーブ機)を動かすタイプのロボットです。同じ機能の機器が複数ある場合、全体を揃えて動かすことができるので、統一した作業を同時に進行させることができます。マスター機を用いて、スレーブ機を操作するだけでなく、スレーブ機の優先順位や序列を管理するために使用されることもあり、用途はさまざまです。

たとえば、マスタースレーブ型の遠隔操作ロボットには、手術支援ロボットなどがあります。医師が遠く離れた場所からマスター機を操作して、スレーブ機が連動して手術をする仕組みです。

バイポーラステッピングモーター

従来のロボットは、マスター機を操作している医師の視野や施術範囲でしか手術できませんでしたが、技術の発展に伴い、人間の手よりも細く長く設計されていることから、人間が行うよりも施術範囲が広がっています。手術中の出血量を抑えたり、傷口や切開範囲を少なくしたりと患者の負担軽減にも繋がっているので、今後ますます医療現場に普及していくでしょう。

(2)コックピット型
コックピット型は、飛行機などの操縦席のように、さまざまな情報をモニタリングしながら直接操作するタイプのロボットです。ロボットに搭載されたカメラ映像や過去のデータをもとに操作するため、現場の状況把握などに適しています。たとえば、自動運転の巡回ロボットや配達ロボットなどを管理するのに向いているでしょう。現場に配置する人員を必要としないため、モニター前で一人管理する人がいれば人手不足が解消します。

一体型イージーサーボモータ

中には、振動や衝撃などを感じられるコントローラーが搭乗されている体感型コックピット型ロボットも存在し、その機体を使えば、臨場感のある操縦ができるようになっているのです。コックピット型ロボットは、特に建設現場や災害現場など、危険を伴う場所で作業をしなければならないケースで活躍することが期待されています。

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