ロボットという言葉の誕生と現代のロボットの定義

ロボットという言葉の誕生
ロボットという言葉は、チェコ語で強制労働を意味するロボタ【robota】から作られたといわれています。
1929年ごろの観劇の中に人間と見分けがつかない人造人間が登場し、それをロボットと呼んでいました。

集積式クローズドループステッピングモーター

無尽蔵な労力で動き続けるというイメージが強制労働とつながって、ロボットという言葉ができたとも言われています。
ロボットという言葉の歴史はこのころから始まりました。

そして同時期に作られるようになった乗り物や電気製品などの機械が、動き続けることができるということから強制労働にイメージが結びつき、ロボットという言葉は有名になったといわれています。
動き続ける電化製品=ロボットという定義で考えると、冷蔵庫などの家電製品もロボットになりますが、現在の認識ではロボットなどの家電製品がロボットだと思う人は少ないのではないでしょうか。
では、現在ロボットとはそもそも何定義しているのでしょうか。

現代のロボットの定義
ロボットという言葉の定義は専門家も含め人によってさまざまです。
ロボットの学術的な定義の一つとして、日本ロボット学会が編纂したロボット工学ハンドブックで紹介されているものは、「自動性、知能性、個体性、半機械半人間性、作業性、汎用性、情報性、柔軟性、有限性、移動性」を持つものだと提唱されています。

キャプティブリニアステッピングモータ

また、実用的な「産業用ロボット」については、日本工業規格(JIS)の「産業用マニピュレーティングロボット-用語」(JIS B 0134-1998)の用語の1100番に「自動制御によるマニピュレーション機能または移動機能をもち、各種の作業をプログラムによって実行できる、産業に使用される機械」と定義されているそうです。

つまりロボットという定義は、場所によって人によって状況によって、変わってくるものだといえます。

最近では、Pepperやロボホンのように、AI(人工知能)を搭載した人型の機械がロボットという言葉の代表的な姿を現しているのかもしれません。

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