ステッピングモータの基本構造

ステッピングモータは、一般的に以下の主要な構造要素で構成されています:

固定子(ステータ): 固定子は、ステッピングモータの外部に位置する部分で、コイルや磁極が配置されています。ステータは通常、複数の電磁コイルで構成されており、これらのコイルは一定のパターンで配置されています。

「写真の由来:Nema 17 バイポーラステッピングモータ 0.9°44Ncm (62.3oz.in) 1.68A 2.8V 42x42x47mm 4 ワイヤー

ロータ(ロータリーステータ): ロータは、ステッピングモータの内部に存在し、回転部分です。ロータは永久磁石で構成され、磁極が固定されています。ロータの磁極は、ステータのコイルの磁界と相互作用することで回転を引き起こします。

ステータとロータの歯: ステータとロータは、歯の形状を持つ表面を持っています。これにより、ステータのコイルとロータの磁極が正確に位置合わせされ、回転運動が生成されます。ステータとロータの歯の数や形状は、ステッピングモータの動作特性に影響を与えます。

「写真の由来:デュアルシャフト Nema 24 CNC ステッピングモーター 3.1Nm (439 oz.in) 60x60x80mm 8 ワイヤー

シャフト: ステッピングモータの中心には、シャフトがあります。シャフトはロータに接続され、回転運動を伝えます。シャフトは通常、ベアリングによって支持され、スムーズな回転運動を実現します。

ステッピングモータは、上記の構造要素の組み合わせによって、電気信号のパルス入力に応じて精確なステップ運動を実現します。電流がステータのコイルに供給されると、磁界が生成され、ロータの磁極と相互作用します。パルス信号が入力されるたびに、ステッピングモータはステップ単位で回転し、正確な位置制御が可能となります。