金属を使った粉末造形の基本工程

金属を使った粉末には基本工程があります。ここでは、ポピュラーなパウダーベッド方式を例に解説します。

3Dモデルのデータを作成する
3Dプリンタで金属の粉末造形を作成するためには、3Dデータが必要です。
3DCADや3Dソフトなどを使いデータを作成しなければならないため、ツールの活用を検討しましょう。
実際の造形は、この3Dモデルデータを積層厚ピッチ毎のスライスデータとして造形を実施します。

ギヤードクローズドループステッピングモーター 

金属の粉末材料を敷き詰める
パウダーベッド方式では、金属の粉末を積層厚ピッチ毎に敷き詰めなければなりません。
造形ステージに金属粉末を敷き詰めるのには、時間を要しますが、精度が高い造形を作成できます。

造形部分にレーザーなどを照射する
敷き詰めた金属粉末の造形したい部分に、レーザービームや電子ビームを照射し、一層分の溶融凝固を完了させます。

上記(敷き詰めとレーザーなどの照射)を繰り返し次の層を作る
完成形のデータに基づき、造形物が完成するまで、先に解説した操作を繰り返し、一層一層積層していきます。

中空ステッピングモータ

粉末材料の中から造形物を取り出す
作業が終われば、金属粉末中に埋もれている造形物を粉末の中から取り出します。
注意すべき点は、レーザービームや電子ビームなどが照射されなかった金属粉末は、固化されないことです。
体内にはいらないようにしましょう。

仕上げをおこない完成させる
用途に応じて造形物の仕上げを行います。機械加工や研磨などが必要となる場合もあります。

---------------------------------------------------

skysmotor.comクローズドループステッピングモータ中空ステッピングモータなどを販売している専門的なオンラインサプライヤーです。お客様に競争力のある価格、または効率的なサービスを提供しております。