3Dプリンターのトラブルやメンテナンスでよくある質問

ノズルが詰まった場合の対処法は?
ここではFLASHFORGEで取り扱っている3Dプリンターを例にして、ノズルが詰まったときの対処法をご紹介します。

ノズルが詰まっている主な原因は、ゴミが入っているか、またはフィラメントがエクストルーダーに引っかかっているかです。

ゴミが入っている場合は、ノズルの温度を250℃まで上げたあと、少し力を入れてフィラメントをエクストルーダーの中へ押し込みます。フィラメントで押し出せない場合は、詰まり除去用ピンツールを使用して押し出してみてください。これらの方法で解決しない場合は、ノズルを交換する必要があります。

エクストルーダーが原因の場合は、付属の六角レンチで詰まっている方のファン及びモーターを分解して、ブラシなどで樹脂を挟む歯車を掃除します。

フィラメントが上手く交換できない
フィラメントを交換する際は、始めにヘッドを加熱してから、既に刺さっているフィラメントをゆっくり引き抜きます。ヘッドの加熱は、機器で推奨されている温度や機能を用いて行うようにしてください。また、急いでフィラメントを引き抜こうとすると、ヘッドの中にフィラメントが残り、詰まってしまう場合があるので注意しましょう。

既存のフィラメントを抜き終えたら、新しいフィラメントを挿入します。溶けた樹脂がノズルから出てくるまで、フィラメントをゆっくりと吸入口およびホイールに挿入し、ローディング機構を動作させます。正しく挿入できていれば、ロード中にフィラメントがヘッド内に引き込まれる感覚があるかと思います。

フィラメントを挿入する際も、力を入れすぎると中でフィラメントが折れてしまう場合があるので注意してください。また、上手くフィラメントがローディングされない場合は、フィラメントの先端が溶解してしまい、ローディング機構に噛み込んでいない可能性があるので、カッターなどでフィラメントが通常の太さになる所でカットしてから、再度挿入してみてください。

樹脂がプラットフォームから剥がれる、または反りが発生する
熱溶解積層方式の3Dプリンターで作る造形物は、高温で樹脂を溶解してから冷却を行い、固形化するため、反りが発生する場合があります。また、造形物の反りでプラットフォームから剥がれてしまうこともあるでしょう。

上記の問題が発生する場合は、以下の方法を試してみてください。

プラットフォームを加熱して、プラットフォームと造形物の間の接着力を高める。
3Dデータをスライスする際、モデルにラフトを追加する。
反りに強いフィラメントを使用する。
プラットフォームに固形接着剤やビルドシートを使用し、接着力を高める。
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